【悩み別】介護保険外サービス|種類・料金・賢い探し方|完全ガイド

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Outside of long-term care insurance

「介護保険だけでは解決できないこと、諦めていませんか?」

介護保険外サービスとは?
一言でいうと国の制度では『できない』と『足りない』を補う仕組みのことです。

こんな経験はありませんか?

「同居家族がいて家事支援が受けられないから結局家族がやっている」


「庭の手入れやペットの世話までは頼めないからやっぱり家族がやっている」

Not covered by insurance

「30分など短い時間ではなく、もっと長い時間、そばにいてほしい」

Long-term care

「家族自身が疲弊していて休めていない。介護離職の文字が浮かぶ」

Caregiver burnout

このような、制度の隙間に落ちてしまう切実な悩みをカバーするのが「保険外サービス」の役割です。

制度の枠に縛られないからこそ、サポートの範囲は驚くほど広く、使いこなせば生活の質は劇的に向上します。

この記事では、多様化する保険外サービスの種類をお悩み別に分類し

・サービスの特徴
・料金の目安
・実はあまり知られていない「賢く安く利用する方法」まで徹底解説します。


目次

介護保険外サービスとは?

①介護保険で対応できない部分

介護保険でできないこと

公的制度の対象外サービスのこと。

・介護認定前の支援
・夜間・深夜の見守り
・外出同行(娯楽目的を含む)
・旅行やお墓参りの付き添い
・大掃除や庭の手入れ
・ペットの世話 など


② 介護保険で足りない場合の追加分

Shortfall

公的保険を使い切ったパターン。

介護保険には人それぞれに月ごとの 支給限度額 があります。

決められた範囲(図の赤系の保険適用部分)を使い切ると、それ以降は、すべて(図の緑系の部分)自費介護になります。

例:
・生活援助を利用して限度額に到達
・通所サービスをもう1日増やしたい
・見守りをもっと増やしたい

制度としては対象であっても
限度額を超えた分は保険外=自費 になります。

実際に、自宅で介護を始めると公的保険だけでは充実した介護生活を送ることは難しくなるケースが多く、みなさんこの支給限度額と向き合いながらさまざまな工夫をされ、なんとかやりくりしている家庭がほとんどです。


悩みの数だけ、サービスは増え続ける

Concept of services outside of long-term care insurance

私たちが普段利用している「公的介護保険サービス」(ピンクの部分)は、利用できる内容には厳格なルールがあり、サービスを提供する事業者側も一定の信頼性があります。

「介護保険サービス」(みどりの部分)の定義は、「保険の枠の外であること」それだけです。

介護保険ではない外の領域で、高齢者本人や、その家族がこうして欲しいと思う悩みは、どんな内容であってもそれだけで立派な保険外サービスになります。

一人ひとり、それぞれのご家族の深い悩み。

大手企業から個人まで、始めやすさや将来性の高さを背景に「介護保険外事業」に進出し、さまざまなサービスが次々と生まれています。

今からご紹介するサービスの種類は、あくまで現時点での代表的なものに過ぎません。

社会が変化し、新しい悩みが生まれるたびに、保険外サービスの種類は無限に、そしてより便利に増えていくでしょう。

5つのお悩み別分類 

① 家事・生活支援 ▶︎暮らしを整えたい

Housework support

家事代行(掃除・料理)、宅食、買い物代行、ペットの世話などの家事支援。

保険外サービスの中で、もっとも身近で利用者が多いのがこのカテゴリーです。

特に「食事」に関するサービスは、「手軽な宅食」と「柔軟な家事支援」の2つに大きく分かれます。


◾️ 利用率No.1:宅食(配食サービス)

Home delivery bento

現在、高齢者世帯で最も普及している保険外サービスが「宅食」です。

・火を使う事が危なくなってきた
・栄養のバランスを整えたい
・安否確認で利用したい

などのニーズがあり、まずはここから検討する方が圧倒的に多いのが現状です。

内閣府宅食について
データ:厚生労働省栄養指導室より
宅食市場の伸び

最大の魅力は、「管理栄養士が監修した栄養バランスの良いお弁当」が、毎日あるいは指定した曜日に、直接玄関まで届けられるという点です。

多くの自治体が推奨していることもあり、1食あたり500円〜800円程度と非常に安価に抑えられているのが特徴です。

届いたお弁当は食べるだけなので、火を使った調理の危険もなくなりますし、食後の片付け(洗い物)の負担もゼロになります。

まずはお住まいの自治体で補助制度がないか調べることをお勧めします。


◾️ 家事支援(調理や掃除、その他の家事)

Household support

「家のことを細かく頼みたい」というニーズに応えるのが家事支援です。

介護の資格を持つプロから、掃除のプロまで多様な企業・個人が参入しています。

スタッフが自宅に訪問し、家のキッチンで料理を作ったり、掃除や洗濯といった家事全般を行うのが特徴で家政婦さんのようなイメージが近いと思います。

自宅で調理するため、外食や出来合いとは違う「家の味」を楽しめるだけでなく、

スタッフとのやりとりを通じて「次はもう少し味を濃くしてほしい」「量を少なめにしてほしい」といった要望を重ねていくことで、次第に自分好みを理解した“家族の代理”のような存在になっていく点も大きな魅力です。

冷蔵庫の余り物の整理や郵便物の仕分け、買い物への同行など、一枠の時間内で複数の困りごとをまとめて解決できます。

家事支援に関しては、体に触れる支援ではないので「介護士」の資格がなくてもできることから、依頼できるところがたくさんあります。

Household support1

一番のポイントはシンプルで、
安さを取るか、柔軟さ・スピードを取るか

公的や地域のサービスは安いですが、条件や回数に制限があり、今すぐは使えないこともあります。

民間サービスは、すぐ来てくれる・内容も自由ただし、その分費用は上がる。

つまり“一つで完結”ではなく、組み合わせて使うことが賢い使い方です。

◾️公的団体や、非営利・地域の家事支援は「お住まいの地域 家事支援 公的」などで検索。

◾️民間の支援の比較検討にはこちらがお勧めです ⬇️


② 身体介護・専門ケア ▶︎介護を手伝ってほしい

要介護者の体に直接触れる介助を「身体介護」として分類しました。

排泄や入浴はもちろん、夜間見守りや認知症支援、看取りの付き添いまで、生活の中でも負担の大きい領域です。

公的保険の訪問介護では、30分・60分といった限られた時間内での支援が基本ですが、保険外サービスであればより柔軟な対応が可能です。

依頼する先としては、シルバー人材センターやボランティアなどの公的・地域サービスは、掃除や買い物といった生活支援が中心で、身体介護への対応できないことがほとんどです。

社協や自治体事業などの例外もありますが、実態は見守りや軽い介助が中心で、入浴や排泄まで担えるケースはごく限られます。

身体介護をしっかり任せられるのは、現状では民間の介護保険外サービスが主流となっています。

民間4社比較ランキング⬇️


◾️ 24時間・夜間の見守り(家族の休息と本人の安心)

Caregiving stress
平成22年 厚労省:国民生活基礎調査の概況をもとに作成

このグラフを見ると、自宅で介護する家族には沢山の悩み事やストレスがあるのが分かります。

「少し無理をすれば看られるけど、仕事の方がおろそかになってしまう。」

「永遠に続くと思われる介護に疲弊してしまう」

「認知症の親と話が通じず、毎日喧嘩で爆発しそう」

など、健全な介護生活のためには欠かせないセクションです。

介護をする側の家族にも、自分の人生があります。

その家族の普段を確保するため、仕事や用事で家を空ける間だけ看いてほしいといったニーズに応えるサービスです。

スタッフが数時間から、場合によっては24時間体制で自宅に滞在し、本人の安全を守ります。

単なる見守りだけでなく、必要に応じて排泄の介助や寝返りのサポート、汚れた排泄物の洗濯から掃除、さらには緊急時の対応まで、家族に代わってプロが寄り添います。

これにより、同居家族の介護疲れを防ぎ、一人暮らしの方でも夜間の急変や転倒の不安を解消して過ごすことが可能になります。


◾️ 認知症ケア(専門的な寄り添いで進行を緩やかに)

認知症による徘徊や、強い不安感といった症状に対し、認知症ケアの経験が豊富なスタッフが専門的なアプローチで対応します。

公的サービスでは時間が限られるため「作業をこなす」ことが優先されがちですが、保険外サービスでは「本人のペースに合わせてじっくり対話する」ことが可能です。

Dementia care

認知症の方とは、優しく根気よく付き合い、本人の不安を取り除く事が症状安定のために一番重要な事です。

穏やかな時間を確保することは、認知症の進行を遅らせることにもつながります。

家族にとっても、迷いや不安を相談できるアドバイザーが側にいることは大きな心の支えになります。


◾️ 看取りケア(公的・家族・民間の三位一体で支える)

End-of-life care

「人生の最期は住み慣れた家で過ごしたい。」こう考えるのは自然なことです。

ですが、最近の傾向としては病院で亡くなる人の方が圧倒的に多い状態です。

厚生労働省「人口動態統計」各年版をもとに作成

「最期まで住み慣れた家で」という願いを叶えるためには、医療機関や公的サービスとの密接な連携が欠かせません。

在宅での看取りは、
医師による 訪問診療 や、
看護師による 訪問看護 が中心となり、
痛みのコントロールや点滴などの「医療的ケア」を担います。

これらはあくまで“訪問型”のサービスです。必要な処置を終えると、次の利用者のもとへ向かうため、常にそばにいてくれるわけではありません。

訪問介護も昼間の限られた時間での対応が基本となります。

Time limit

それ以外の時間帯は、ご家族が注射や痰の吸引などの手技を覚えて対応するケースも少なくありません。
しかし、これを24時間続けることは、心身ともに大きな負担となります。

Suctioning

こうした“空白の時間”を補う手段として、介護保険外サービスの看護サービスがあります。

必要な時間に、必要な分だけ依頼できるため、在宅看取りのチーム体制をより強化することができます。

費用目安は、1時間あたり5,000円台〜7,000円台。
急な依頼は難しい場合もあるため、
利用を検討する際は、余裕を持って相談しておくことが重要です。

自費看護 サービス比較
2026.5現在

コスパ一番はイチロウナース ⬇️


③ 趣味・外出・旅行 ▶︎出かけるのを手伝ってほしい

外出、旅行支援

介護タクシー、トラベルヘルパー(旅行同行)、冠婚葬祭の付き添いなど。

◾️ 介護タクシー

車椅子のまま乗車できる特殊な車両での移動手段です。

公的保険が使えるケース(通院等乗降介助)

ケアプランに組み込まれている場合、通院や役所への手続きといった「日常生活に欠かせない外出」であれば、自己負担1〜3割で利用可能です。

ただし、あくまで病院の受付までが範囲であり、院内での長時間の待ち添いや診察室への同行は原則として対象外となりますので、別にヘルパーを手配するか家族が付き添うことになります。

保険外(全額自己負担)で使うケース

趣味の外出や美容院など、日常生活以外の目的地へ行く場合は全額自己負担となります。

基本的には「移動」を主目的としたサービスであるため、降車後の複雑な介助については、事前に対応可能かどうかを確認しておく必要があります。

お住まいの自治体の名前と、「介護タクシー補助」と検索すると助成金がある場合があります。


◾️ お墓参りのサポートタクシーの例

「自分自身の体調や足腰の不安から、お墓へ向かうこと自体が難しい。けれど、ご先祖様を敬う気持ちは大切にしたい」——。

そんな願いを叶えてくれるのが、お墓参りサポート(代行)サービスです。

このサービスでは、お客様に代わって乗務員が指定のお墓に出向きます。

心を込めた合掌はもちろん、水鉢や花立て、線香台などの簡単な清掃を行い、お線香のお供えまでを丁寧に行うのが特徴です。

作業の様子は、終了後に写真付きの報告書として受け取ることができます。

※事前に正確な場所が把握できない場合などは、引き受けてもらえないことがあります。

【利用者の声】

  • 「遠方に住んでいてなかなか足を運べなかったが、お墓を見られて安心した」
  • 「自分ではもう掃除ができなかったので、整えてもらえて心が落ち着いた」

さらに一部の事業者では、オンライン配信を活用し、お墓参りの様子をリアルタイムで確認できるサービスも始まっています。

直接現地へ行けなくても「今、お参りしている」という時間を共有できる、新しい供養の形として注目されています。


第一交通産業 0120-059-818

第一交通産業はかサポ

料金は距離制運賃+5,000円  ※距離制運賃は地域により異なります。
(最寄りの営業所〜霊園・墓地までの片道)

  • お花お供え希望(1基毎)+1,000円(オプション)
  • 墓石の追加(1基追加毎)+3,000円(オプション)

※お花は造花の料金です。生花をご希望の場合は、別途料金となります。
※「簡単な清掃」は30分以内であれば区画内の清掃も行います。


八王子交通 042-623-5111 年中無休・24時間対応

八王子交通

料金は、時間制による料金と品物代との合計になります。

①時間制料金
出張費と作業費が含まれます。
最初の1時間まで6,860円 (税込み)
以降30分毎に 3,430円(税込み)加算となります。

②品物代 基本セット
弊社指定の供花、線香、写真の費用が含まれます。
その他 リクエストが御座いましたらご連絡下さい。別途お見積り致します。

基本セット供花(2束)、線香、写真付き報告書4,800円(税込み)

その他、お供え物等ご希望ある場合は、申込書にご記入頂くかご連絡を願い致します。
【事例】
トータル時間1時間で終了し、弊社指定 基本セットをご利用頂いた場合

①時間制料金(1時間)6,860円
②基本セット4,800円
合計11,660円(税込み)

在宅介護をしているご家族にとって「お墓参りに連れて行けない」という負担や罪悪感を軽くしてくれる点でも、大きな支えになるサービスです。


◾️トラベルヘルパーの例

ケアから離れて、家族も一緒に旅行を楽しめる。それがトラベルヘルパー。

トラベルヘルパー
画像:あ・える倶楽部公式サイトより

トラベルヘルパーとは、高齢者や障がいのある方、体力や健康面に不安がある方が、安心して外出や旅行を楽しめるように同行・支援する外出・旅行専門のサポートスタッフです。

移動の介助だけでなく、観光中の付き添い、食事や排泄の介助、宿泊時のサポートまで幅広く対応し、利用者の体調や、日常生活動作の状態に合わせて柔軟に行動します。

日帰りの外出から宿泊を伴う旅行まで対応でき、単なる「付き添い」ではなく、旅行全体を安全に進めることに特化した特別なヘルパーです。

画像:日本トラベルヘルパー協会公式サイトより

トラベルヘルパーになるためには、介護や外出支援に関する専門的な研修を受けています。

トラベルヘルパーの料金は利用時間や支援内容、介助の必要度によって変わりますが、一般的には以下のような形になります:

日帰りのお出かけでの同行サポートの場合、1時間あたり数千円〜1万円前後が目安になることが多い。

1日(8時間程度)の旅行同行では、3万円前後がひとつの目安になります。介助が多い場合や体力の必要な方の場合は、これより高くなることもあります。

・宿泊を伴う場合は、上記の同行費用に加えて、宿泊中の夜間対応や追加介助料金、ヘルパーの交通費・宿泊費(実費)が別途かかります。

トラベルヘルパーは単なる旅の同行者ではありません。お客様のお身体の状態や「ここへ行きたい」という希望に合わせ、最適なプランをゼロから作り上げる「企画・立案」もお願いできる頼もしいパートナーです。

宿泊先のバリアフリー確認、移動手段の確保、お身体に合う食事場所の選定、そして無理のない行程作成など、あらゆる手配をプロに任せることができます。

準備の負担を理由に諦めていた旅も、企画から当日まで一貫して頼めるプロがいれば、安心して新しい一歩を踏み出すことができます。

◾️クラウドケアの旅行付き添いサービス

Travel companion
画像:クラウドケア公式サイトより抜粋

〈実際の利用例〉

1泊2日の箱根旅行に施設に入所中の母を連れて行きたい。

普段は施設に入所している母と気分転換に家族で旅行に行きたい。
車椅子の移動の介助やオムツ交換、露天風呂で入浴の介助等をお願いしたいです。
夜間は母の見守りをしつつ、同室で一緒にお休みいただきたいです。

排泄介助(オムツ交換) + 入浴介助 + 車椅子介助 + 移乗介助 + 話し相手

26時間(1日目:14時~24時、2日目:0時~16時)

89,100円(深夜早朝割増料金を含む)

クラウドケアは、介護保険外サービスを専門に、リハビリ特化型人材の派遣や訪問音楽サービスの提供など、多方面で専門性を磨いている企業です。

トラベルヘルパーに関しても、JR東日本スタートアップ、東急、小田急電鉄、西武ホールディングスと連携し、ユニバーサルツーリズムの実証実験に取り組むなど、外出支援の分野でも積極的に可能性を広げています。

クラウドケアは何ができる?⬇️


◾️ その他の外出(美容院・冠婚葬祭など)

外出とは、近所の散歩や買い物、趣味の観劇や競馬、友人の家を訪ねるなど、ごく普通の暮らしを支える大切な行為です。

例えば「買い物」を例に挙げると、公的保険では「日常生活に必要最低限の品物を、自宅から一番近い店で買う」という厳しいルールがあります。

一方で介護保険外サービスであれば、行き先はもちろん、どれだけ寄り道をして楽しんでも自由です。

介護保険外のか外出

ヘルパーに同行を依頼すれば、どこへでも好きな場所へ行くことが可能になります。

実際に訪問介護の現場に携わっていると、外出を一切せず、家の中だけで過ごしている方に多くお会いします。

「認知症だから」「こんな体だから」と外出自体を諦めてしまうと、体や脳への刺激が失われ、日中の強い眠気や気力の低下につながることも少なくありません。

The dignity of the nobleman

「毎週一回」や「月に一度」の楽しみとして、まずは無理のない範囲から。

保険外サービスであれば、そんな新しい一歩を比較的簡単に試すことができます。

外出をサポートしてくれる民間の介護保険外サービスを比較しました ⬇️


④ 運動・リハビリ ▶︎機能や健康を維持したい

自費リハビリ、介護予防プログラムで健康寿命を延ばす。

◾️ 機能回復のためのリハビリ

公的保険(介護保険・医療保険)によるリハビリには、利用できる「期間」や「回数」、そして「1回あたりの時間」に厳格な制限があります。

病院でのリハビリは発症からの期限が決まっており、期限を過ぎると「まだ続けたい」と願っても終了せざるを得ないのが現状です。

保険外サービスであれば、納得がいくまで自分のペースで機能維持や向上に取り組むことができます。

現在、この領域には多くの事業者が参入していますが、全国展開している企業はまだ少ないため、まずは「お住まいの地域名 自費リハビリ」というキーワードで検索してみるのが良いでしょう。

分類依頼先の種類主な役割・特徴料金目安
専門訪問クラウドケア国家資格者が自宅を訪問
通院が難しい方でも、
住み慣れた環境で本格的なリハビリが可能。
10,000円〜15,000円/回
施設通所自費リハビリ施設専用機器を使った集中指導
麻痺や筋力の改善を徹底サポート。
15,000円〜25,000円/回
個別指導パーソナル
トレーニング
身体機能の維持・予防
高齢者向けの筋力アップやストレッチに特化。
5,000円〜12,000円/回
公的・地域自治体の予防教室市区町村が主催。
安価で仲間づくりも兼ねた軽い運動がメイン。
無料〜1,000円程度

自費リハビリの料金は「60分で1万円〜2万円前後」が一般的な相場です。

通所(施設に通う)か訪問か、あるいは数回分がセットになったコースパックの有無などによっても料金幅が変わるため、事前の確認がおすすめです。


介護予防プログラムの例(健康寿命を延ばすために)

公的な支援では、要支援・要介護認定を受けた後のサポートが中心となりますが、

保険外サービスであれば、健康なうちからプロの指導を受けることができます。

代表的な例としては、スポーツクラブ大手のルネサンスが「テーマ別介護予防教室」や運動・認知機能向上のプログラムを全国で実施しており、自治体からの受託実績も多数あります。

トレーナーによる安全で効果的な運動指導を通じて高齢者の健康維持を支援しています。

ルネサンス

ルネサンス
画像:ルネサンス公式サイトより


これは介護保険の通所介護のような「生活支援」ではなく、健康投資としての自費サービスに分類できます。


チョコザップ

チョコザップ
画像:チョコザップ公式サイトより

介護予防の観点では、チョコザップ(chocoZAP)のような低価格・無人型ジムも、介護保険外サービスとして注目できます。

チョコザップは全国に多数の店舗を展開しており、月額制で気軽に通える点が大きな特徴です。

着替え不要で短時間でも利用できるため、「運動習慣をつくる入口」として高齢者にも利用しやすい環境が整っているのが特徴です。

提供される運動は専門トレーナーによる直接指導ではありませんが、マシンは初心者でも使いやすく設計されており、筋力低下や活動量の減少を防ぐという点では介護予防の一助になります。

項目ルネサンスチョコザップ
月会費の目安約9,000〜11,000円前後約3,000円前後
入会費(初期)有(数千円〜)少ないまたは割安設定が多い
トレーナー指導あり(オプションも充実)基本なし
利用形態専門指導+設備利用無人/マシン中心

ルネサンスのような専門指導型の介護予防と比べると、チョコザップは「軽度な運動習慣づくり」に特化した位置づけになりますが、要介護状態になる前の段階で身体活動を維持する手段として、重要な役割を果たしています。


⑤ 美容・身だしなみ ▶︎いつまでも自分らしく美しくいたい

訪問理美容、ネイル・フットケアなど。

◾️訪問理美容

「足腰が弱くなって美容院へ行けなくなった」

「鏡を見る機会が減って、身だしなみを諦めてしまった」

そんな時に、美容師や理容師が自宅を訪れてくれるのが「訪問理美容」です。

髪を整えることは、単なる身だしなみ以上の「心の元気」を取り戻す大切な機会になります。

訪問理美容は、大手企業による全国展開というよりも、地域に密着した個人事業主や、地元の小さなサロンが活動しているケースがほとんどです。

介護や福祉の知識(訪問理容師・美容師の認定資格など)を持つプロが、自宅の椅子や車椅子に座ったまま、あるいは寝たきりの状態でも安全にカットやシャンプーができるよう工夫を凝らしてくれます。

地域ごとの活動がメインとなるため、
「お住まいの地域名 訪問美容」といったキーワードで探したり、担当のケアマネジャーに相談して近くのサロンを紹介してもらうのが一般的な探し方です。

訪問理美容には、自治体が発行する「福祉理美容券」などの補助制度が用意されている場合があります。

これは「要介護3以上」や「外出困難な高齢者」といった条件を満たせば、出張費やカット代の補助を受けられる仕組みです。

公的支援でカバーできるのは多くの場合「基本的なカット」のみに限定されます。

保険外(自費)で依頼する最大のメリットは、メニューの圧倒的な自由度です。

「以前のようにカラーやパーマを楽しみたい」

「丁寧なハンドマッサージを受けたい」といった個別の要望に、時間をかけて応えてもらえます。

制限のある補助制度を賢く使いつつ、保険外サービスを組み合わせて自分らしいスタイルを維持する。

住み慣れた家が特別な美容室に変わる時間は、外出が難しくなった方にとって代えがたいリフレッシュとなります。


◾️ 福祉ネイル

画像:アルソック公式サイトより

福祉ネイルは、高齢者の体力に配慮し、10〜20分程度の短時間で行われる施術です。

速乾性の高い液を使い、工程をシンプルにすることで、長く座るのが難しい方でも自宅で安心して受けられるよう工夫されています。

大きな特徴は、施術中の丁寧なコミュニケーションです。

手に触れ、目を見て優しく声をかけながら行う施術は、認知症ケアで知られる「ユマニチュード」に通じ、利用者に「自分は大切にされている」という幸せな時間と実感をもたらします。

会話の中で思い出を引き出す回想法も取り入れられ、表情が明るくなるなどの変化が見られることも少なくありません。

画像:日本保健福祉ネイリスト協会公式サイトより

指先は日常生活の中で自然と目に入るため、施術後も「きれいになった」という喜びを繰り返し感じられます。

周囲の人から「きれいですね」と声をかけてもらえることで、嬉しさや自分の存在を認められている感覚も高まります。

この体験は数週間続き、在宅生活における自信や満足感につながるのが特徴です。

単価はサロン価格よりも抑えめに設定されている傾向があります。

ハンドケアのみ(爪磨き・整え): 2,000円〜3,000円前後

カラーリング(マニキュア)・アート込み: 3,000円〜5,000円前後

ハンドマッサージの追加: +500円〜1,000円程度

福祉ネイルは個人で活動しているネイリストも多いため、料金体系は地域や事業者によって幅があります。

「日本福祉ネイリスト協会」などの認定資格を持つプロに依頼するのが安心ですが、まずはケアマネジャーに相談するか、地域名を入れて「訪問 福祉ネイル」で検索し、出張費を含めた総額を確認することをおすすめします。


知ってお得!「保険外サービス」の賢い探し方・4つのルート

ルート1:生命保険・医療保険の「付帯サービス」をまず確認

画像:日本経済新聞より

意外と知られていないのが、現在加入している生命保険や医療保険に「生活支援サービス」が無料で付帯しているケースです。

これらは保険金とは別に、加入者向けの特典として用意されているものですが、見落とされがちな非常に便利なサポートです。

活用できる具体的なサポート例

入院中のサポート: 留守宅の家事代行や、入院中に必要な身の回りの世話。

退院直後のケア: 退院後の自宅での付き添い、定期的な見守り訪問。

日常生活の支援: 掃除、洗濯、買い物代行など、家族の負担を直接減らすお手伝い。

本来なら全額自己負担(自費)となるような以下のサービスが、回数制限などはありますが、一定範囲内で利用できることがあります。一度確認してみましょう。


ルート2:自治体が提供する独自サービス(最も低コスト)

画像:関東地図ポスター 市町村名 読み仮名付き A2サイズより

家事支援の項目でも触れましたが、市区町村が独自に運営している「公的な介護保険外サービス」は、まず最初に検討したいルートです。

これらは「地域支援事業」などの公費(税金)を財源として運営されているため、他のどのサービスよりも自己負担が低く抑えられているのが最大の特徴です。

支援内容は掃除、洗濯、ゴミ出し、買い物といった、日常の「軽い困りごと」に対する生活援助が中心です。

料金目安: 1回(1時間程度)300円〜800円前後

 自治体により差はありますが、非常に安価に利用できます。

利用時間: 基本的には平日の日中のみとなるケースが一般的です。

「プロのヘルパーを長時間雇うほどではないけれど、ちょっとした手助けが欲しい」という場合に最適です。

ただし、利用には「一人暮らしであること」や「一定の年齢以上」といった細かな条件があります。

お住まいの地域の「地域包括支援センター」や役所の福祉窓口で、「自治体が独自に行っている、安く使える家事援助はありますか?」と相談してみるのが一番の近道です。


ルート3:社会福祉協議会(社協)の有償ボランティア

画像:全社協公式サイトより

地域住民がサポーターとなり、困りごとを助け合う「有償ボランティア」も有力な選択肢です。

専門業者よりも費用を抑えつつ、地域密着の温かいサポートが受けられます。

支援内容: 掃除、洗濯、買い物などの「生活援助」が中心で、身体介助などの介護行為は行えません。

料金目安: 30分あたり500円〜1,000円前後(自治体サービスよりはやや高めですが、民間より安価です)。

特徴: 近隣住民が訪問するため、単身高齢者の方との相性が良く、「地域で支える最小単位の保険外サービス」として親しまれています。

提供団体や地域により価格・内容は異なります。お住まいの地域の社会福祉協議会へ相談してみるのがスムーズです。


ルート4:介護事業所が行う「保険外の追加サービス」

介護保険外 デイサービス

(訪問介護・デイサービスの延長など)

介護保険サービスの前後や枠外を、同じ事業所が自費で補える仕組みで、混合介護とも呼ばれます。


訪問介護の前後に家事支援や追加介助を行ったり、デイサービスの延長やお泊まりを組み合わせたりする形は、介護保険外サービスとして活用しやすい例です。

厚生労働省も、契約と料金を分ければ保険サービスとの併用が可能と示しており、「同じスタッフに続けて関わってほしい」というニーズにも対応できます。

そのため、介護保険と最もシームレスに併用できる保険外サービスと言えるでしょう。


民間専門業者・マッチングサイト(高品質・迅速)

これまでの4ルートでは解決しきれなかった「細かな要望」や「急ぎの依頼」に対し、最も自由度高く応えてくれるのが民間の専門業者やマッチングサイトです。

「介護保険ではできないこと」のほとんどをカバーできて、ほしい時にすぐ頼める。
まさに保険外サービスの最強ツールといえます。

サービスの主な特徴

圧倒的なカバー範囲: できないことがほとんどない。

高い柔軟性とスピード: 「今日これから来てほしい」「明日の冠婚葬祭に付き添ってほしい」といった、自治体やボランティアでは難しい急な依頼や24時間・365日の対応が期待できます。

オーダーメイドのケア: 「本人の希望」と「家族の理想」を100%反映した、高品質で満足度の高いケアを組み立てることができます。

料金は全額自己負担(1時間あたり3,000円〜5,000円前後)となりますが、その分、プロのヘルパーによる質の高いサービスを「必要な時に、必要なだけ」確実に受けることができます。

「自治体のサービスでは足りない」「家族だけではもう限界」と感じたとき、生活の質を劇的に変えてくれるのが、この民間専門業者の活用です。

保険外サービスでもできないことってなに?をまとめました ⬇️


参考資料

・厚生労働省:地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理の在り方と今後の展開について

厚生労働省「人口動態統計」各年版

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