2026年6月1日から、自費介護サービス「イチロウ」が料金プランを刷新します。
利用者とヘルパーには4月13日の時点で案内メールが届き、
5月1日からはホームページにも新しい料金表が掲載されました。
すでにイチロウを利用されている方は、これまでとの差額が気になりますよね。
・変更後のプランの詳細や、
・旧プランとの価格差に加え
・「これってどういう意味?」と感じる部分がありましたので
気になった点を公式に問い合わせた情報を共有します。
今後も、新しい情報が入り次第更新してまいります。
変更概要
これまでのイチロウは、
・介護コース
・看護コース
で料金が分かれているだけで、地域による違いもなく、とてもシンプルな仕組みでした。
すべての利用者にコンシェルジュが付く形で運営されてたのですが
今回の刷新では、その仕組みが大きく変更されて
・共通窓口で利用する「ライトプラン」
・担当コンシェルジュが付く「コンシェルジュプラン」
・コンシェルジュプランのみの「看護コース」
へと変更になりました。
看護コースについては料金以外の変更はありません。
介護コースの方を、より手厚いサポートを重視する方向と、
できるだけライトに利用しやすくする方向へ、サービスを分けた形になっています。
プラン概要
これまでもイチロウの利用履歴がある方は、6月1日以降プランは自動移行となります。
・現在週1回以上、定期的な利用(レギュラー)の方 → コンシェルジュプラン(3,600円(税抜)/ 時間)へ移行
・現在不定期、単発利用(スポット)の方 → ライトプラン(3,400円(税抜)/ 時間)へ移行
特別な手続きは必要ありません。
6月1日以降、新規で受付の場合の窓口は?
どのプランでも窓口は1つです。(共通窓口)
ライトプランの場合は、このまま予約や相談に進みます。
コンシェルジュプランでは、共通窓口から専属の担当者(コンシェルジュ)へとつながります。
ライトプラン
電話やWEBを通じて、ご自身で希望内容や必要な支援を伝えながら利用していく形になります。
イチロウは、主にヘルパーとのマッチングに関与する仕組みです。
お試しや、不定期の利用などに向いています。
コンシェルジュプラン
利用者ごとに専属担当コンシェルジュが付いて
・これまでの依頼内容
・ヘルパーとの相性
・介護状況
など、利用者の状況を継続して把握しながら話を進めてくれます。
マッチングだけでなく、介護士や看護師への情報共有までイチロウが行ってくれるプランです。
体調や生活の変化に合わせて、必要なサポートについて相談や助言を受けながら進めることができ、介護する家族の支えにもなります。
公式では、
・Webサイト操作が不慣れな方
・週1回以上定期的に利用する方
向けと案内されています。
※今後は順次、お客様一人ひとりに合わせたプラン作成も進めていくとのことです。
利用者の相談に乗りながら、状況に合った支援を提案する、ケアマネージャーに近い役割も強化されていく見通しです。
看護コース
医療的なケアが必要な方向けのコースで、医師の指示書が必要なプランです。
現在は東京23区の在住の方のみとなっています。
看護コースでは、たん吸引や経管栄養などの医療的ケアだけでなく、
排泄やお風呂・食事介助などの介護支援や、
家族の分の食事を作ったり掃除をしたりと生活支援までまとめて相談することができます。
医療行為を行う場合は、医師の「訪問看護指示書」が必要になります。
料金の詳細
イチロウは全てのプランで最低利用時間が2時間なので
2時間利用を想定して実際の料金をシミュレーションしていきます。
ライトプラン
スポット利用(単発)向けのプランで、共通窓口での扱い。担当者はつきません。
これまでは9:00~18:00の間で8,030円でした。
新しいプランでは
3,740円×2時間+交通費990円=8,470円
旧料金と比較すると、440円高く設定されました。
イチロウを利用する最低料金がこの価格です。

夜間帯の18:00~9:00の場合は9,438円でしたが新プランでは
4,488円×2時間+交通費990円=9,966円
旧料金と比較すると、528円の値上げです。

これ以外にも
・ヘルパーを指名したら1時間あたり330円(税込)が加算されます。
・一晩中の支援など、23:00~6:00の7時間を利用する場合は
31,416円のところ『深夜パック』が適応され
5,016円引きの
26,400円で利用できます。
コンシェルジュプラン
コンシェルジュプランは専属の担当者がつきます。これまでと基本対応は変わりませんが、サポートの内容がグレードアップしました。
基本料金の9:00~18:00の場合これまでは8,030円。
新プランでは
3,960円×2時間+交通費990円=8,910円
旧料金と比較すると、880円高く設定されました。

夜間帯の18:00~9:00では 9,438円でしたが新プランでは
4,752円×2時間+交通費990円=10,494円
旧料金と比較すると、1,056円の値上げです。

これ以外にもヘルパーを指名したら1時間あたり330円(税込)が加算されます。
一晩中の支援など、23:00~6:00の7時間を利用する場合は
33,264円のところ『深夜パック』が適応され
6,864円引きの
26,400円で利用できます。
看護コース
旧プランでは9:00~18:00の間で11,990円でした。
新しいプランでは
6,600円×2時間+交通費990円=14,190円
旧料金と比較すると、2,200円高く設定されました。

夜間帯18:00~9:00では
7,920円×2時間+交通費990円=16,830円
旧料金と比較すると、2,640円の値上げです。

看護コースは2026.5まで、基本料金9:00~18:00の1時間あたりの料金は5,500円でした。
金額だけを見ると大きな変更に感じます。
ただ、もともとの旧料金がかなり抑えられた価格設定だった印象もあります。
イチロウナース⬇️
・最短当日対応
・2時間から利用可能
・看護+介護+家事支援まで対応
・経験年数の長い看護師が多い
一般的な自費看護サービスは⬇️
・利用開始まで数日〜数週間
・最低利用時間 4時間以上
・医療処置中心
になりやすいため、「必要な時に短時間、最短当日から利用できる」というイチロウナースの特徴は、価格改定後でもかなり強い部分だと感じます。

値上げの理由
公式では、今回の料金改定について、
「昨今の物価高騰への対応」
「今後も継続して質の高いサービスをお届けしていくため」と説明されています。
なぜサービス体制が変更されたのか
もともとイチロウは、ヘルパーへの給与還元率が非常に高いサービスです。
お客様が支払った料金のうち、会社側の受け取りは約38%。
残りの約62%は、ヘルパーへの給与として支払われています。
さらに会社側は、その38%の中から、
・運営チームの給与
・24時間対応
・コンシェルジュ対応
・採用や研修
・システム運営
・事務所運営
などを行っています。
利用者数や登録ヘルパー数も増え続けており、サービス規模の拡大に伴って、運営体制の維持コストも大きくなっていると考えられます。
そのため今回の料金改定やプラン刷新については、「継続して質の高いサービスを維持するため」という説明にも納得できる部分があります。
注意点
⚫︎プランの変更は1ヶ月単位です。
たとえば、
・定期利用(コンシェルジュプラン)
↓
・単発利用中心(ライトプラン)
へ変更したい場合は、前月15日までに連絡する必要があります。
⚫︎イチロウナースは、「コンシェルジュプラン」限定サービスです。
医療的ケアでは担当者との継続的な連携が重要になるため、ライトプランでは利用できません。
また、イチロウナース利用中はライトプランへ変更することもできません。
「看護は定期利用しつつ、介護士だけ単発利用に切り替える」
といった使い方はできない形になっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のプラン刷新では、料金だけでなく、サポート体制や運営方法も大きく変更されました。
このほかにも、利用規約には「事前顔合わせ」や「事前研修」といった新しい文言が追加されています。
現在、公式へ詳細を確認中ですので、分かり次第この記事も更新していきます。
気になる方は、ぜひブックマークしてお待ちください。


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