「介護のイチロウを一度も使ったことがない方が、急な支援を必要としている。」
そんな場面を想定し、私自身が顧客としてサービスを体験した全記録をまとめました。申し込みから当日の流れまで、実際の画面を交えて一歩ずつ解説します。
私がここまで詳しくお伝えしたい理由は、シンプルです。 「イチロウ」、そして介護保険外サービスの可能性を広めたいからです。
現場の介護士・相談員として、介護保険制度の枠組みだけでは救いきれないご家族の苦しみを、誰よりも間近で感じてきました。
そんな中で出会った「自費介護サービス イチロウ」の柔軟なマッチングは、これまでの介護の常識を塗り替える、真に価値ある選択肢だと確信しています。
その可能性を自ら体現すべく、現在は私自身もイチロウのヘルパーとして現場に立っています。
正直に申し上げます。この記事を経由してサービスを利用いただくと、私にも紹介報酬が発生します。ですが、書いている一番の原動力は報酬以上に「まだこのサービスを知らずに一人で抱え込んでいる方に、希望の選択肢を届けたい」という情熱です。
保険外サービスを賢く取り入れることで、本人様はもとより、ご家族自身の生活と笑顔も守れる。その具体的な第一歩として、この記事を役立てていただければこれほど嬉しいことはありません。
※イチロウではヘルパーのことを『パートナー』と呼びますが、この記事では分かりやすさを優先し、便宜上『ヘルパー』で統一して記載します。
私が検証したいのは以下の4点です
①実際の利用の流れをビジュアルで確認したい。
➡︎登録しながらスクリーンショットを保存する。
②初めてでもわかりやすいサポートか?
➡︎登録の際わかりにくい箇所がないかチェック
③最短5分でマッチングと謳っているけど実際はどれくらいかかるのか?
➡︎「急な依頼」への対応力を検証するため、あえて当日の予約を、電話受付が始まる1時間前に入れる。
④そんなにすぐマッチングしていい人が来るのか?
➡︎実際サービスを受けてみる
では実際に、電話をかけていきます。
初めての電話
イチロウを利用するには、WEBか電話で相談をする必要があります。
急いでいる場合は電話で実際にスタッフと話をした方が確実なので以下の公式サイトから電話してみます。⬇️
⬆️上のボタンをクリックするとイチロウの公式ページが開きます。

受付1時間前の朝8時という早朝にも関わらず、すぐに応対してくれました。そこで『初めて利用したい』と伝えると、丁寧な注意事項の説明も受けられました。
<注意事項>
①最低利用時間は2時間から
②当日予約は割増料金がかかる(1.4倍)
③今後の流れ
<料金の説明>
急な依頼でなく、利用する時間が9:00~18:00であれば
1時間3,520円×2時間+交通費990円で8,030円。
当日の依頼の場合は、1.4倍の利用料金となり
1時間4,928円×2時間+990円で10,846円、2,816円高い利用料金です。
『当日予約だと料金が割高になるため、事前に予約しておけばマッチングの精度も上がり、より安心ですよ』と親身にアドバイスをくれました。

料金に納得したところで、「流れ」の説明です。
<今後の流れ>
①まずは登録から 「仮登録」と「本登録」の二段階になっています。
②本登録で詳細をヒアリング ご利用の背景や細かなご要望を伺います。WEBからご自身で入力するか、9:00〜18:00の間であればお電話での予約も可能です。
③最短で利用したい場合 ヘルパーのマッチングから実際の訪問まで、おおよそ3〜4時間はみてもらいたい。
④困った時はいつでもサポート 登録作業でわからないことがあれば、いつでも遠慮なくご相談ください。
「9時までなんて待てない!できるだけ早く。」と思い今回はスマホでの入力を選択しました。
実践的な登録方法
ここからは実際の画面のスクリーンショットを使いながら説明していきます。
⬆️上のボタンをクリックするとイチロウのホームページが開きます。
検索で使用したデバイスの種類に合わせて新規登録のボタンの場所を説明してくれました。


以下の情報を入力し、事前登録(仮登録)をします。
・氏名
・希望エリア(都道府県のみの選択)
・メールアドレス
・パスワード設定
・イチロウを何で知ったか?
・クーポンコード
・利用規約の同意
登録が完了するとメールが送られてきて、そのメールから本登録に進むことができます。

メールで届いたリンクを開くと、具体的な支援内容の入力や、お支払い方法の設定ができます。
<入力した項目>
・詳しい住所
・ヘルパーが利用できる駐車場の有無
・最寄駅・駅から徒歩何分か
・生年月日
・電話番号
・介護認定情報
・介護認定を受けている方に限りケアマネージャー情報(名前や電話番号など)
・介護保険の負担割合
・申請者情報(誰が申込者なのか)
・身長、体重、視力、聴力、麻痺、拘縮、褥瘡などの詳しい身体状況。
・疾患、認知症・意思疎通などの状況
・経管栄養、吸引、その他の医療的処置の有無
・食事や飲み込みの状態、自助食器使用の有無
・口腔ケアや整容、立位保持、移動方法、歩行、移乗などにどれくらい介助が必要か
・排泄や入浴、更衣の状況
・社会的交流、問題解決能力、記憶部分の確認
・自宅の状況(一人暮らし、家族と一緒、入院中、ペットがいるなど)
・支払い方法(口座振替、クレジットカード、NP後払い)
・請求先情報、請求書を送る方法(メールと郵便が選べる)
・緊急連絡先、レポート送付先
たくさん入力する項目はありますが、ほとんどが選択式で選んでポチポチするだけなので簡単でした。

本登録が終わると、支払い情報の入力画面に切り替わります。
私はクレジットを選んだのでクレジットカードでの支払い方法で解説を進めていきます。
登録に関する注意点などが案内され、情報を入力すると登録が完了します。
・請求と引き落とし日
請求書送付➡︎月初5営業日以内
送付方法➡︎メール送付(郵便も選べる)
引き落とし日➡︎毎月20日

これまでに入力した情報を修正できる画面に自動で移ります。
ここでホーム画面に戻ると予約ができる状態になっています。
登録にかかった時間は20分くらいでした。
実践的な予約方法
無事に登録が終わったら、早速ヘルパーさんを呼んでみましょう。

「新規予約登録」をクリックすると、「予約作成」の画面に切り替わり、ここでお客様を担当するそれぞれの地域の電話番号が表示されます。
<予約のための入力項目>
・サービスの種類(自宅の介護、自宅の家事、入院中の介護、通院付き添い、外出の付き添い)
・単発か毎週利用か
・使いたい日時の指定
・延長の可能性
・サービスの開始と終了の場所指定
・サービス判断基準は誰がするか
・希望するサービスの種類(掃除、調理、洗濯、買い物、話し相手・見守り、その他の支援)
・各サービスの、やり方や要望、指示などの細かな設定(自由記述になっている)
➡︎「記入例」が用意されており、何を書けばいいか迷わない設計。
この項目を充実させることで、必要な支援の内容がヘルパーに正確に伝わり、スムーズなケアにつながります。「後からこうして欲しかった」という行き違いも防げるため、利用者・ヘルパー双方にとって安心です。
例:「玄関は静かに入ってほしい」「柔軟剤の匂いが苦手」「右側から話しかけてほしい」など、細かなこだわりほど、事前の共有がトラブル防止の鍵となります。
・サービス提供の手順(サービスの優先順位や順序など)
・希望するパートナーの性別
・ヘルパーリクエストをするか?(特定の人を指名するか)
この後、確認画面になり、そこに費用の明細も載っています。
納得された方は「予約を新規登録する」ボタンをタップすれば、予約は完了です。
予約の入力には、選択式と自由記述式の欄があり、「私がやって欲しい事と、やって欲しくない事」を記入するのに時間がかかりました。
今回2件の予約を入力したこともあるのですが、気がついたら30分近く時間が経過していました。

予約作成が完了すると進捗のメールが届きました。
予約作成が完了したのが 8:53
予約受付開始メールが届いたのが 9:01
その間が8分なのか、ただ単に営業開始の9時がきたから受理されたのかはわかりませんでした。
予約受付開始からヘルパーが見つかるまで 32分 でした
予約受付開始メールが届いたのが 9:01
イチロウからの電話が鳴ったのが 9:33
電話に出ると、「今日伺えるヘルパーが見つかったのですが、開始時間を少し早めることは可能ですか?」という打診でした。
「え?、まだ32分しか経ってませんけど?もうマッチングしたのですか?」口には出しませんでしたが、驚きました。
本当にイチロウは「今助けて欲しい人」にフォーカスしているんだなと確信した瞬間でした。
最初の説明で「支援の開始までは3〜4時間はみてほしい」と言われていたので、13時スタート(9時開始の4時間後)を想定していたのですが、なんと12時から可能とのこと。
こちらは早ければ早いほど助かる状況設定だったので、二つ返事で承諾。
電話を切ってマイページにログインすると、すぐに担当ヘルパーさんの情報が確認でき、メールでもより詳細なプロフィールが届きました。

ヘルパーさんがやってきた
支援開始の15分前に「これから支援に入ります」というメールが届きました。
支援開始の8分前、玄関に人の気配。ドキドキです。きっとこの人がイチロウヘルパーさんに違いありません。
チャイムが鳴り、穏やかで丁寧な挨拶の女性が訪問してくれました。
お近くに住んでいる方だそうで、だからこそ急なマッチングにも対応いただけたようです。
事前に準備していた「今日やってほしいことメモ」を最初にお渡ししました。
ヘルパーさんはそのメモを確認しながら、都度「どのように進めればいいですか?」と細かく確認してくださり、「わが家流のやり方」を再現しようと努めてくれる姿がとても印象的でした。
さらに、予約時には伝えていなかった急な追加項目にも「なんでも言ってくださいね」と柔軟に対応していただき、無事に支援が終了。 「
またこの人にお願いしたい」と思える素敵なヘルパーさんでした。
<やってもらったこと>
・洗濯物を集めて洗濯回し、外干し。
・掃除機かけ
・キッチン掃除(コンロや流し、炊飯器などの拭き掃除)
・食器洗い
・トイレ掃除
・お米などの買い物
この内容で2時間。優先順位をつけて取り組んでもらって大満足です。ヘルパーさんが帰ってからすぐに「支援が終わりました」メールが届きました。
支援内容のレポート
支援終了から1時間半後くらいに「支援内容のレポート」メールが届きました。
内容は、
・予約内容
・料金
・サービス内容
・サービス詳細
・掃除をしたところの写真(今回は本人がいるのでなし)
・ご本人の様子
・買い物の領収書の画像(今回は本人が確認したためなし)
・サービス評価の依頼
(今後のサービス改善のため、ヘルパー・サービスの評価をお願いいたします。記入時間:1分)となっており、マイページへログインして評価するようです。
お客様からヘルパーの評価

ヘルパーさんの評価は、「good」「未実施」「未確認」の3種類。さらに、最後に「良かった点」と「改善点」を記入する自由記述欄があります。選択肢に「bad」はなく、気になる点があれば記述でしっかり伝える仕組みです。
今回来てくださった方は、自前のスリッパを持参し、買い物用のエコバッグまで準備して訪問してくれました。その細やかな配慮にプロの仕事を感じ、評価欄にもその旨を記載。
驚いたのはその後です。夕方にイチロウの運営スタッフから直接電話があり、利用のお礼とともに、改めて良かった点や改善点を丁寧に尋ねられました。
「至らない点があればぜひ教えてほしい」という謙虚な姿勢に、非常に好感を持ちました。最初から最後まで、手厚いサービスだと感じた検証でした。
深掘り:専門家から見たリアルな評価
いかがだったでしょうか。
ここまでは、検証結果を中心にお伝えしてきました。
ここからは少し視点を変えて、私自身が「ヘルパー」として関わり、かつ「利用者側としても体験した立場」だからこそ気づいた点を、もう少し踏み込んでお話しします。
少しマニアックな話も出てきますが、
「仕組みまでちゃんと知りたい」という方は、このまま読み進めてみてください。
イチロウを実際に使ってみて、
「これはすごいな」「さすがだな」と感じた点が4つありました。
一方で、「ここは少し分かりにくいかも?」と感じた点も1つあったので、あわせて整理します。
ここは本当に「さすが」と思った点
⚫︎受付時間外であっても、柔軟に対応してくれたこと
⚫︎「WEBで完結」をうたっているだけあり、利用者が迷いそうな箇所には「記入例」や「カスタマーサポートページ」へすぐ飛べる導線が用意されていること
⚫︎本登録後、予約画面に入ると真っ先に「担当地域の電話番号」と受付時間が表示されたこと
⚫︎支援前後に届くメールの仕組みを理解して、「なるほど」と腑に落ちたこと
使ってみて初めて分かった、メール連携の仕組み
利用者側として確認すると、「支援に関するメール」は全部で3通届きました。
①これから支援が始まります
②支援が終わりました
(後ほどレポートを提出します)
③レポートの内容
利用者目線だと、すべて「イチロウから届くメール」に見えます。ですが、私はヘルパーとして働いているため、この裏側の仕組みが自然と見えてきました。
これは、
- ヘルパーの勤怠操作に連動した自動送信
- レポート提出後、イチロウ本部で確認されたうえでの送信
この2つが組み合わさった仕組みです。
① 支援開始前に届くメール
ヘルパーは現地に到着すると、勤怠ボタンで「出勤」処理をします。
私自身もヘルパーとして働く際は、少し早めに到着し、先に出勤処理だけ済ませてから、早すぎず遅すぎないタイミングで訪問するようにしています。
今回のヘルパーさんも同じ流れだったようで、
- 支援開始15分前に「支援スタートメール」
- 8分前にチャイム というタイミングでした。
この仕組みは、離れて暮らす家族が依頼者の場合や、支援の予約をうっかり忘れてしまいそうな忙しい方どちらにとっても、「今から始まるんだな」と確認できる安心感があると感じます。
② 支援終了時に届くメール
ヘルパーが退勤時に勤怠ボタンで「退勤」処理をすると、そのタイミングで支援終了のメールが送られるようです。
今回はヘルパーさんが玄関を出てすぐに「支援が終わりました」メールが届きました。
これは単なる通知ではなく、ちゃんと支援が終わったことの確認と、実際より長く働いたように見せる、といった不正の防止にもつながる仕組みです。利用者側としても、安心できるポイントだと思います。
③ レポート提出後に届くメール
支援終了後にヘルパーが作成するレポートは、以下のメンバーで共有・閲覧されます。
- サービス申込者(ご家族様など)
- 対象者の担当ケアマネジャー
- 運営事務局(カスタマーサクセス)
- 同じ現場に入るヘルパー(ヘルパー同士の申し送りのみ閲覧可能)
これらの内容をイチロウ本部が確認、誰にどの情報を送るか処理したのち、正式なレポートとして依頼者の元へメールが届く仕組みです。
このレポートに関しては早く届けて欲しいのが利用者の心理だと思いました。支援が終わってすぐに届くのと、翌日になってから届くのとでは、そのサービスにおける安心感や信頼の大きさが全く違います。
今回、一連の流れを体験したことで、 「なぜイチロウでは、レポートを30分以内に提出するよう指導されているのか」 納得ができました。
あえて挙げるなら、ここは少し迷いやすいかも
これは私の無知ゆえの問題かもしれませんが、
予約時に「都度利用(単発)」か「継続利用(定期)」を選ぶ『日付種別』という項目があります。
選択肢が「日毎」と「毎週」という表現になっており、正直なところ、少し聞き慣れない言い回しだと感じました。
「にちまい?」よくわからないな。と思ったのが正直な感想です。

私はシステムを理解していたため、「毎週ではない=単発だから『日毎』だな」と判断できましたが、初めて利用する方が緊張しながら入力していたら、
「これ、どういう意味だろう?」と一瞬迷うかもしれません。
他の迷いそうな箇所には、すべて丁寧なガイドが用意されていた分、私にとってはここだけが少し惜しいと感じたポイントでした。
まとめ 初めて知った感情
今回の検証では、予約受付開始からわずか32分でヘルパーとマッチングされました。
正直、「そんなに早く、本当にちゃんとした人が来るの?」と半信半疑でしたが、結果はその通りでした。
ただ、利用してみて強く感じたのは、スピード以上に利用する側の「心理的ハードル」の高さです。
顔写真を確認していても、知らない人が生活空間に入ってくる緊張感は想像以上でした。
あえて人には見せたくないような生活感を残した状態で依頼したせいか、「見られてしまう」「迷惑かも」という申し訳なさが自然と湧いてきたのは、自分でも意外な発見でした。
なぜなら介護士として自分が支援に入る時は、正直なんとも思わないからです。多くの困っている現場を見てきたベテラン介護士として「お役に立ちたい」という気持ちはあっても、部屋の汚れや状況の大変さに対して、評価を下したり偏見を抱いたりする気持ちは一切ないからです。
それは分かっているはずなのに、いざ自分が利用する側になると、これほど心理的なハードルがあるのかと驚きました。この「恥ずかしさ」や「申し訳なさ」を肌で感じられたことは、今後の私のケアにおいても大きな糧になりそうです。

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