【実例で解説】イチロウ介護サービスとは?介護保険ではできない“オーダーメイド介護”の形
「介護のイチロウって気になるけど、実際どんな人が使っているの?」
「“オーダーメイド介護”ってどういうこと?」
介護の現場では、同じ“介護”という言葉の中に、実は十人十色のニーズがあります。
誰かにとっての「当たり前の支援」が、別の人にとっては「心からの望み」になることも。
この記事では、筆者が実際に介護士として関わった7つのイチロウ利用事例をもとに、
「オーダーメイド介護」とは何かを、リアルな現場の声とともにお伝えします。
一人ひとりの“こうしてほしい”を形にする——
それが、介護のイチロウが目指す「オーダーメイド支援」です。
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介護保険外の イチロウ とは?簡単に
イチロウ(株式会社イチロウ)は、
介護保険では対応しきれない部分を支える 「自費(保険外)訪問介護サービス」 です。
家族が「今すぐ助けてほしい」と思ったとき、最短2〜3時間で介護士を派遣できるスピードと、
“人と人の相性”まで考えたオーダーメイドのマッチングが特徴です。
💡どんなサービス?
- 介護保険外の訪問介護
介護保険の上限を超えた時間・内容・回数でも利用可能。 - オンライン完結型
電話・メール・アプリから登録でき、対面契約は不要。 - 最短5分でマッチング/2時間で派遣
AIと独自の適性検査による高精度マッチング。 - 介護内容に制限なし
通院・買い物・外出付き添い・家事・夜間介護・見守りなど柔軟対応。
【実録】イチロウの利用者 7事例
⚠️「介護のイチロウ」でいう「パートナー」とは、イチロウ社とパートナー契約(業務委託契約)を結び、要介護者に対して介護サービスを提供する介護職の個人を指します。
①施設に入っていると介護保険が使えない?
~安全な通院支援を叶えたイチロウの実例~

🔷ご依頼の経緯
ご本人様は施設に入居中。
施設生活の中で介護保険はすでに適用されており、同日に外部の介護保険サービスを併用することができないため通院が決まった際、どうすればよいか悩まれていたそうです。
ネット検索で自費サービスの「イチロウ」を見つけ、最も信頼できそうだと感じて依頼に至ったそうです。
🔷サービス依頼内容
⚫︎更衣・移乗などの身体介助
⚫︎車椅子から診察台への移乗補助
⚫︎トイレ誘導
🟩なぜイチロウを選んだか?
検索で最初に出てきたことも安心材料になった。
🟥気付き・工夫したこと
初対面ということで、ご本人様が不安を抱かないよう、
「誰が」「何を」「どのように行うか」を一つひとつ丁寧に説明しながら介助。
言葉かけと目線を合わせた対応で、徐々に安心感が生まれたと思います。
👛想定される費用感
1回あたり:約8,030円
🟪イチロウが生きた瞬間
途中で排便があったり、診察時に車椅子から診察台へ移る場面がありましたが、
介護技術を持つパートナーの対応によって安全に完了。
自分たちだけでは危険が伴う可能性が高いと考えておられたご家族様に、とても感謝されました。
② 親を見送ったあとも、そばにいてくれた人
~イチロウがつなぐ「その後の介護」~

🔷ご依頼の経緯
お母様の看取りをご自宅で行われました。
イチロウのパートナーもその一員として関わっており、介護保険が終了した後も関係が途切れることなく、引き続き息子さんの家事サポートとして週1回依頼されています。
🔷サービス依頼内容
⚫︎自宅の掃除
⚫︎ご依頼者様が自然に話したくなったときに寄り添う傾聴(悲しみのケア)
🟩なぜイチロウを選んだか?
介護保険が使えなくなった後も、家事のみの依頼ができる柔軟さが決め手。
親御さんを看取ったパートナーが継続してサポートできることで、ご依頼者様に安心感があったと思います。
🟥気付き・工夫したこと
亡くなった親御さんのお仏壇に丁寧に手を合わせ、自然に会話が生まれる環境をつくりました。
時折涙を流されながらお母様のお話をされる息子さんに、無理に話を促さず、安心して心を開ける時間を大切にしました。
👛想定される費用感
1回あたり:約8,030円(週1回利用)
🟪イチロウが生きた瞬間
「介護が終わったあと」も続くつながり。
イチロウは、利用者本人のケアだけでなく、残されたご家族様の心に寄り添う存在としても力を発揮しました。
ご依頼者様は、ご自身の趣味の話を楽しそうに語られ、少しずつ日常を取り戻していらっしゃいました。
③ 家政婦さんが休みのときに頼れる?
~介護と家事を一緒にお願いできるイチロウの使い方~

🔷ご依頼の経緯
介護度4のご本人様と、その娘さん夫婦の3人暮らし。
普段は介護も行ってくれる家政婦さんが、1か月間のお休みを取られたため、一時的な代替としてイチロウを利用されました。
🔷サービス依頼内容
⚫︎起床介助
⚫︎トイレ誘導
⚫︎口腔ケア
⚫︎更衣介助
⚫︎食事提供(調理されたもの)
⚫︎家族様のお部屋の掃除機かけと床の水拭き
⚫︎洗濯機まわし・洗濯干し・ゴミ出し
🟩なぜイチロウを選んだか?
介護と家事の両方を柔軟にお願いでき、
最低利用時間内に介助が終わっても、残り時間で家事も依頼できる点が魅力だった。
一時的な人手不足を補うため、家族にとって現実的な選択肢となった。
🟥気付き・工夫したこと
掃除や洗濯の最中も、ご本人様の様子をこまめに観察。
「掃除に来た人」ではなく「介護者」としての意識を持ち、常に利用者様中心の対応を心がけました。
また、予定より早く家政婦さんが復帰する際、ご家族が「キャンセルは無理」と思い込まれていたため、キャンセル可能であることを伝えて実行。安心と信頼につながりました。
👛想定される費用感
1回あたり:約8,382円(30分の時間外対応含む)
🟪イチロウが生きた瞬間
「時間を無駄にせず、家事も介護も同時に頼める」ことで、家族にとって負担の少ないサポートを実現。
また、制度の枠にとらわれない柔軟な対応(キャンセル含む)によって、人に合わせる介護を体現したケースでした。
④ 認知症で「食べたい」を繰り返す妻
~どうすればいい?介護保険外で支え続ける日~

🔷ご依頼の経緯
ご本人様は空腹の訴えが一日中続く状態で、不穏が多く、思い通りにならないと壁を蹴ったりする様子あり。ご家族様は介入が少なく、お一人で過ごしている時間が長くなっていました。
ご家族は本人夫婦・子ども夫婦・お孫さんの5人暮らし。
介護保険の範囲では支援が追いつかず、施設からも退所を求められたため、在宅での対応を余儀なくされました。
しかし、ご家族には認知症への理解が十分でなく、「どう接してよいかわからない」と悩まれていました。
🔷サービス依頼内容
⚫︎トイレの訴えに応じる
⚫︎本人の食べたいものを食べてもらう
⚫︎見守り
🟩なぜイチロウを選んだか?
施設で拒否、家族でも理解ができない。
在宅しか道がない中で、介護保険との併用。足りない部分をイチロウに依頼されました。また、「指名したヘルパーに継続して関わってもらえる安心感」も大きな理由だったそうです。
🟥気付き・工夫したこと
食事の提供だけでなく、“心が食事から離れる時間”をつくることを意識しました。
音楽や遊びを通して感情を動かし、少しずつ安心感を積み重ねることで、信頼関係を構築しました。
👛想定される費用感
1回あたり:約16,390円(指名料込み)
🟪イチロウが生きた瞬間
回を重ねるごとに、ご本人様がパートナーの名前を呼び、会話が成立するようになりました。
イチロウの継続的な関わりによって、「食べたい」という不安が「誰かとつながる安心」に変わった瞬間でした。
⑤介護保険では支えきれない“生きがい支援”──イチロウが実現した自立のかたち

🔷ご依頼の経緯
ご夫婦二人暮らし。
ご本人様は頭の回転が早く、年齢も比較的若い方ですが、身体が思うように動かず、外出や趣味の活動を一人で行うことができません。
介護保険では趣味や娯楽目的の外出支援が対象外となるため、イチロウの利用を希望されました。
🔷サービス依頼内容
⚫︎趣味活動への外出介助
⚫︎排泄介助
⚫︎更衣介助
🟩なぜイチロウを選んだか?
介護保険では「生活・身体介助」が中心で、趣味や自己実現のサポートが難しい。
イチロウなら、「その人らしさ」や「こだわり」を尊重した支援が可能だったため。
🟥気付き・工夫したこと
ご本人様の“自分の体が思い通りに動かないジレンマ”を理解し、
「自分の望みを自分で決められる時間」を取り戻せるよう、できる限り希望に応じたサポートを実施。
介護保険のヘルパーさんと協力しながら、安全かつ満足感のある外出を実現しました。
👛想定される費用感
1回あたり:約25,630円
🟪イチロウが生きた瞬間
介護保険の枠を超えて、「その人らしく生きる権利」を支える支援ができたケース。
ご本人様にとって、イチロウは“介護”ではなく“人生の延長線上のサポート”として機能しました。
⑥介護ヘルパーが急に来られないときどうする?
~イチロウの即日対応で排泄介助を実現~

🔷ご依頼の経緯
親子二人暮らし。
ご本人様は寝たきり状態で、手が活発に動くため排泄介助を一人で行うことが難しい状況でした。介護保険サービスのヘルパーが突然来られなくなり、急きょイチロウを利用されました。
ケアマネジャーの勧めもあり、3年ぶりの利用となりました。
🔷サービス依頼内容
⚫︎排泄介助
残りのお時間はお部屋の掃除とゴミ出しをしましたが、それでも時間が余ってしまいました。親子二人暮らしで、息子様は長い時間家を空けることもできないので、お話し相手がいてくれて助かる。と仰ってくださり、お母様のお顔を二人でチラチラ見ながら、介護とは全然関係のない世間話をしました。
🟩なぜイチロウを選んだか?
介護保険のヘルパーが来られなくなった際、すぐに代替を手配できる柔軟さ。
急な欠員にも即対応できる点が決め手となったそうです。
🟥気付き・工夫したこと
ご本人様は耳が遠く、怖がりな性格で、介助時に手が出てしまうこともありました。
そのため、紙コップの底を切り抜いて持参し、耳元ではっきり・ゆっくり話しかけるなど、恐怖心を和らげる工夫を実践。
初対面でも安心してもらえるよう、表情・声のトーン・距離感に細心の注意を払いながら対応しました。
👛想定される費用感
1回あたり:約8,030円
🟪イチロウが生きた瞬間
介護保険の枠組みではカバーしきれない“緊急対応”を、即時マッチングで実現。
不安の強いご本人様に、「知らない人でも安心できる介助」を提供できたことで、家族にも大きな安心を届けました。
⑦ 24時間奥様を呼ぶご主人様
~奥様のレスパイトのため利用~

🔷ご依頼の経緯
ご本人様には易怒性(ちょっとしたことで怒りっぽくなる傾向)があり、痛みの訴えや声出しが一日中続く状態でした。
そのため、主介護者である奥様には大きな負担がかかっていました。
「できる限り一緒にいたい」という強い思いから在宅介護を続けていましたが、24時間体制の介護は介護保険内の支援だけではとてもまかないきれません。
そこで、「別室で少しでもゆっくり過ごす時間を持ちたい」という奥様の希望から、イチロウのサービスを利用されることになりました。
🔷サービス依頼内容
⚫︎体の痛みや喉の渇きの訴えが頻回にあるので対応する
⚫︎介助内容:排泄・体交・口腔ケア・会話対応など
⚫︎ご家族様の休息、買い物・通院などに出られる時間を創出
🟩なぜイチロウを選んだか?
介護保険では限界があり、24時間体制での支援が難しかったため。
イチロウなら、必要な時間だけ柔軟にサポートを依頼できる点に魅力を感じた。
🟥気付き・工夫したこと
ご主人様は「奥様とパートナーが話していると怒る」という特徴があったため、訪問前に手紙を書いて当日渡し、安心感を持っていただけるよう配慮しました。
👛想定される費用感
1回あたり:約22,110円
🟪イチロウが生きた瞬間
その日は、パートナーが訪問している間に奥様が別室でゆっくりと休息を取ることができました。6時間の勤務が終わった時に、「すみませんすっかり寝てしまって」と言われた時、お役に立てたなと感じられる瞬間でした。
イチロウの存在が、心身ともに限界に近い介護者に「安心して休める時間」をもたらしました。
オーダーメイド介護とは?一人ひとりの“正解”を探すイチロウの考え方
介護のイチロウが提供しているのは、単なる“介助”ではなく、その人の人生に寄り添うオーダーメイド支援です。
介護保険の枠からこぼれ落ちる部分を、どう埋めていくか。
その答えは、一人ひとりの「こうありたい」という想いの中にあります。
今回紹介した7つの事例は、ほんの一部にすぎません。
イチロウの現場では、今日も誰かの“こだわり”や“希望”に合わせた支援が行われています。
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